動物園や水族館で人気を集めているカワウソ。
そんなカワウソですが、行動する時間が昼なのか夜なのか知っていますか?
今回は、カワウソは夜行性なのかどうかについてまとめました。
カワウソは夜行性?
日本でペットとして飼育されているコツメカワウソは昼行性といって、昼間に活発に動き回って夜になると寝るという、人間と同じ生活リズムで生きています。
その活発さは、毎日1度は水浴びをしなければストレスが溜まってしまうというほどなのです。
明るい時間にお散歩にいったり、室内でケージから出して充分な時間遊んであげる必要があります。
餌もキャットフードやフェレットフードのドライフードを主食とし、栄養バランスを保つために新鮮な魚や貝類を与えてあげる必要があります。
寿命も10年~15年と長いので、金銭的な問題さえクリアできれば飼育しやすい生き物と言えるでしょう。
夜行性のカワウソ
動物園や水族館などで展示されているユーラシアカワウソやツメナシカワウソは夜行性です。
開園と同時に夜行性コーナーを暗くし、その中で活発に遊んでいる姿を見ることが出来ます。
基本的には夜行性なのですが、野生のユーラシアカワウソやツメナシカワウソは獲物が昼行性のものしかいない場合、臨機応変に昼間も活発に動いているところが見られます。
ユーラシアカワウソやコツメカワウソはたくさんいますが、ツメナシカワウソは日本には現在10頭ほどしかいないので、近くの動物園や水族館にいるのであれば見に行ってみてくださいね!
二ホンカワウソ
日本に生息していた二ホンカワウソも夜行性の動物でした。
1979年に生きている姿を目撃されたのを最後に、2012年には絶滅種に指定されました。
似たようなカワウソを見た!との目撃情報も度々浮上しますが、たいていが昼間の目撃でイタチなどと間違われることがほとんどです。
しかし、二ホンカワウソも獲物の関係か昼間に活動する姿も見られてはいたので、まだ生き残りがいる可能性もないとは言い切れないのです。
まとめ
今回はカワウソの夜行性についてまとめました!
コツメカワウソは昼行性、ツメナシカワウソやユーラシアカワウソ、そして日本に生息していた二ホンカワウソは夜行性の生き物です。
動物園などに行ったら夜行性か昼行性なのかも注目して見てみてくださいね!