日本で飼育されているカワウソは、冬でも夏と同じ環境で大丈夫なのでしょうか?
という事で今回は、冬のカワウソについてまとめました。
冬のカワウソ
ペットとして飼育されているコツメカワウソは本来東南アジア諸国など暖かい気候の場所に生息している生き物です。
日本のような寒い冬は少し苦手ですが、ペットとして飼育している場合は冬でも暖かいので元気に動き回ります。
部屋の温度が低くなると活発に動き回ることをやめ、体力を温存するためにじっとしていることが多くなります。
寒くなると鼻水をたらすこともありますし、風邪をひかせてしまっては可哀想なので冷たい水での水浴びは避け、温かいお風呂で遊ばせてあげるようにしましょう。
ただし、お湯だけだとのぼせてしまうので、水を入れた容器を用意してクールダウンできるようにしてあげましょう。
カワウソの雪遊び
動物園や水族館などで飼育されているユーラシアカワウソは雪遊びが大好きです。
雪で作った滑り台の上をザーッと滑り降りたり、頭をうずめて穴を掘ったりします。
コツメカワウソは市川市動植物園で冬でも流しカワウソをやっています。
しかしやはり寒いのは苦手なので、冬よりも夏に活発に水遊びを楽しんでいます。
カワウソの飼育
コツメカワウソは寒さに弱いので、温度をキチンと保ってあげる必要があります。
特に冬は寝るときでもガンガンにストーブやエアコンをつけておかないといけないので、光熱費がかさむのを覚悟して飼育しなければなりません。
また、餌はペレットフードやキャットフードなどのドライフードに加えて、新鮮な貝類や魚を与えてあげなければ栄養バランスが偏ってしまいます。
カワウソを飼育している人が少ない分、カワウソを診てくれる病院も少ないです。
飼育する前に、カワウソを診てくれる病院があるかどうかきちんと調べておく必要があります。
まとめ
今回は冬のカワウソについてまとめました。
ユーラシアカワウソは冬や雪が大好きですが、コツメカワウソは寒いのが苦手です。
室内で飼育している場合は温度変化にも弱いので、室温を十分に保つよう心がけてあげましょう。