チョコチョコと動き回る姿がとっても愛らしいカワウソ。
そんなカワウソの手を観察してみると、指がはっきりと分かるようになっています。
では、カワウソの指はいったい何本あるのでしょうか?
また、どんな役割をしているのかについてもまとめました。
カワウソの指の数
カワウソは、人間と同じように5本の指がついています。
四肢には水かきが発達しているので、泳ぐのもとっても上手なのです。
また、体も細長く尻尾も平べったい形をしています。
これも水の抵抗をできるだけ少なくして泳ぐため、進化したものなのです。
とはいってもカワウソは水の中で呼吸をすることは出来ません。
なので、水中に潜る時には水が入ってこないように耳と鼻を閉じることが出来るようになっているのです。
カワウソの指の役割
カワウソの指が発達しているのには、生きていくための役割があります。
たとえば、遊ぶのが大好きなカワウソは石を掴んで持ち上げたり、飛ばしたりするために指を使って人間がお手玉をするように扱うことが出来ます。
また、餌を食べる時にも野生のカワウソは岩場に手を突っ込んで上手にカニや貝などを掴んで引っこ抜き、バリバリと食べるのです。
指が発達していなければここまですることは出来ないので、進化していくにつれて生きるための力が備わったと言えます。
カワウソの肉球
カワウソが穴に手を入れて獲物を掴もうとする習性があることから、水族館や動物園でカワウソとの握手会が開催されているところがあります。
カワウソの肉球はぷにぷにとしていて、さらにピトッと赤ちゃんのほっぺのように吸い付く感覚もあり、病みつきになる人が続出するほどなんです。
爪もほとんどないので怪我をする危険性もないです。
また、自分で飼育することは出来ないけれども触れ合いたい!ということで、猫カフェならぬ、カワウソのいるカフェなどもオープンしています。
まとめ
今回はカワウソの指の数や役割などについてまとめました。
カワウソは四肢と5本の指を持っており、器用に石を持ち上げたり獲物を捕まえることに適しています。
また、肉球はとっても柔らかく、一度触ると忘れられない感触で、もう一度触りたいという人が増えています。