愛らしい仕草と持ち前の人懐っこさで大人気のカワウソ。
そんなカワウソはペットにすることが出来るのでしょうか?
また、餌や好物の食べ物はあるのかについてもまとめました。
カワウソはペットとして飼える?
日本で飼育できるカワウソはほとんどがコツメカワウソです。
40~60cmほどの体長で、東南アジア諸国の川沿いに主に生息しています。
しかし、二ホンカワウソが絶滅したように、コツメカワウソも減少傾向にあり、輸出制限がかけられています。
なので、ペットとして飼育するには70万前後とかなりの高額で、それだけ貴重な生き物だという事になります。
体重は3キロから6キロが平均で人間の赤ちゃんほどの重さですが、大きいと10キロにもなる子もいます。
好物や餌は?
コツメカワウソはイタチ科の動物で、フェレットの仲間です。
なので、飼育下にいるカワウソはキャットフードやフェレットフードなどのドライフードを主食として飼育することが出来ます。
また、水辺で生息している生き物なので、魚や、カニ、エビなどの甲殻類、貝類、昆虫、カエルなどなんでも食べることが出来ます。
その中でも貝類は大好物で、貝をあげるととっても嬉しそうな顔をして食べてくれます。
コツメカワウソは一日に自分の体重の15~20%の食事を食べます。
1日350~650gほど与えてあげるようにしましょう。
お皿に入れると器用に手で掴み食べる姿を見せてくれます。
教えていくと、食べる前に頂きますをするかのように、手を合わせてくれるようになる子もいますよ!
餌の与え方
飼育しているコツメカワウソには、飼い主が餌を与えてあげなければなりません。
お皿などに入れて与えるのも良いのですが、お風呂の浴槽にどじょうなどを放して捕食させるのも良いでしょう。
カワウソは活発な生き物なので、仕留めることによって野生の本能を満たすことが出来ます。
餌は栄養が偏らないように、ドライフードの他に新鮮な魚貝類も一緒に与えてあげなければ、栄養不足から病気になってしまうこともあります。
まとめ
今回はカワウソはペットとして飼育できるのか、などについてまとめました。
日本ではコツメカワウソの飼育が許可されていますが、数が減ってきているのでかなり高額になっています。
ドライフードを食べますが、魚貝類を一緒に与えてあげましょう。
とくに大好物なのは貝類です。